セルビア。
オンライン英会話の先生にセルビアの人がとても多いため、最近特に興味を持っている国です。正直で知的な人が多いと思います。
ちなみに冒頭の画像はチェコを旅した時のものです。セルビアに最も近い国でいったことがあるのはそこだけなので・・でも西欧のより、やはりどこか暗さがあるというか、少し街並みに共通点はあるのかなーと想像しています。(ただの想像ですみません)
調べてみると、若者の失業率は30%以上、月収は平均3~4万、つい最近まで紛争があったとか、EU加盟申請中でコソボと関係改善を条件にされているとか、クロアチアとも仲が良くないとか、色々大変そうなのです。
つい先日は、下記の様なニュースもありましたね。
LGBTのパレードで反対派が暴徒化し警官と衝突、なんていう過去のニュースにもある通りで、同性愛者の理解とは程遠いらしいこの国では、同性愛者を公言している女性大統領が誕生したら、すごい発展なのではないでしょうか。
ただ、古い体質故にすでに反対に合っているという記事も。
無事に承認されるといいですね...。
セルビア熱が冷めず、とりあえずセルビアが舞台の映画を1本見てみました。
「バーバリアンズ セルビアの若きまなざし」
Amazonビデオで有料レンタルしました。500円でした。
3年ほど前に作られたようです。
若者の不安定な日常だとか、若者のみならずセルビア人の不安定な経済状況、殺伐とした街の風景、などが読み取れました。
映画でもコソボ独立の反対デモへ政府が若者を呼びかけるシーンがとてもリアルでした。
それから、最近下記を読了しました。
悪者見参 ―ユーゴスラビアサッカー戦記
サッカーを通して民族問題を見た著者の渾身の1冊です。
文章が上手いからか、どんどんページを読み進められます。超おすすめ。
これを読むとセルビア人て、素直で、いい意味で?プライドが高く、不器用なんだなと。
民族は違っても互いにリスペクトしあって暮らしている一般庶民がほとんどだったのに、政治のもとに戦争に発展しお互いを憎みあうことになってしまったこと。
どちらか一方が悪いという様な簡単な話ではないのにNATOや国連が干渉しセルビアへの空爆、制裁により幕を閉じたこと。
もちろん著者があくまでセルビア側にたって書いているので、Google先生にもたくさんお世話になりました。
下記はその中でもわかりやすくかかれた記事でした。
あいのり、ってなつかしーなーと思いながら読んだ記事。
それから、現在下記を購入して読み始めましたよ。
また感想書きます。
ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争
追記 (2017.12)
最近ポッドキャストでセルビアの歴史について取り上げてるものを見つけました。ざっくりと歴史をおさらいできて、知らない事も聞けたので、なかなか良かったです。
(ただ、ノリがちょっと若いので苦手な人もいるかも)
ポッドキャストの雑談の中で、英会話スクールでセルビア人と出会った人が首都でお好み焼き屋を開業しようとしてるという話題がでていました。
http://tabitabi-podcast.com/sekachira/?p=2073
↓以下説明から↓
[第158時間目] セルビア共和国の歴史
今日はユーゴスラビアの中心国であったセルビアの歴史を見ていきましょう。
まきちゃんも、たけちよん(^^)も先生として授業をした、ヨーロッパの火薬庫と呼ばれたバルカン半島。
セルビアは、ローマ帝国やビザンツ帝国からの影響をうけながら、、11世紀には現在のセルビアとなるセルビア王国、そこからオスマン帝国支配、セルビア王国独立。世界大戦の後、ユーゴスラビアに発展、民族主義の波も押し寄せ、徐々に周辺国が独立。最後にモンテネグロが独立し、現在のセルビア共和国になりました。
●主な歴史
6世紀~7世紀 セルビア人等スラブ系民族がバルカン半島に定住。
11世紀 セルビア王国建国。
1389年 オスマン・トルコに敗北し,その支配下となる。
1878年 ベルリン条約によりセルビア王国の独立承認。
1918年 第一次世界大戦後,ユーゴスラビア王国建国。
1941年 第二次世界大戦中,ナチス・ドイツによる占領。
1945年 「ユーゴスラビア社会主義連邦共和国」の1共和国となる。
1992年 ユーゴ解体の中で,モンテネグロとともに「ユーゴスラビア連邦共和国」を建国。
1999年 コソボ紛争により,NATO空爆を受ける。コソボが国連の暫定行政下となる。
2003年 「セルビア・モンテネグロ」に国名変更。
2006年 モンテネグロの独立(6月)により,「セルビア共和国」となる。
2008年 コソボがセルビアからの独立を宣言(2月)。
●授業後~
まきちゃんがセルビアに行った話
●まきちゃん、どこの国経由したの!?(^з^)
●セルビア料理→やっぱりトルコ語に似た料理の名前があるんだよね。
実は、今更よく考えてみると留学時代2名セルビアから来ていた人がいて、1人とは男性で数名で何度も遊んだことがありました。
(1名は女性で1度学校帰りにお茶を30分くらいしただけだったので印象が薄いのですが・・すみません・・)
なぜ、何度も遊んだ彼がセルビアだということをなかなか思い出せなかったのか?
それは、彼が出身は元ユーゴスラビアの国(多分セルビアというところの出身だとも)説明していたからだと思いました。若かった私は、東~中央ヨーロッパの国々の名前があまりピンときていなくて、ユーゴスラビアという印象だけが強かったのです。
実家にはサウナがあると言っていて驚いたのを思い出したので、裕福な家の人だったんだろうと思います。