ベルリンを数日散策した後は、せっかくなのでどこか近郊へ日帰りで行こうと思っていました。
ポツダム、ドレスデン、ライプチヒ、リューベックの候補の中、片道約1時間半弱でいける芸術の街ライプチヒに決めました。
バッハ、メンデルスゾーン、ヴァーグナーらゆかりの音楽の地で、クラシック好きの聖地となっています。また東西両ドイツの統一の端緒となった住民運動の発祥地として知られる地です。
私はある方の演奏するメンデルスゾーンに魅了されて以来よく曲を聴くようになり、この機会にぜひゆかりの地へ行ってみたいと思いました。
欧州で有名なFLiXBUSでチケットをとりました。
Berlin Alexanderplatz(ベルリンアレクサンダープラッツ)からLeipzig(ライプチヒ)まではバスで行きます。
バスの乗り場到着
バスからぼーっと街の風景を見るのが実は旅の目的の一つ。
とりあえずライプチヒに着いたので、ついたらお目当てのメンデルスゾーンハウスへ直行します。駅から歩くこと15分位。
メンデルスゾーンハウス
実際にメンデルスゾーンが住んでいたそうです。館員からチケット(15ユーロ)を買っていざ見学。
私しかおらずすごく静かでした。
エフェクトリウムというデジタル化された疑似指揮体験ができる部屋。
音響も素晴らしく、かなりの時間を一人演奏して遊びました。
(動画があるのでそのうちアップします)
メンデルスゾーンの描いた絵
メンデルスゾーンハウスをでた後は、なんとなく若者がいそうなエリアをメモしてきたので、せっかくなので行ってみました。
フリーペーパーでみたのですが情報が定かではなく、ですがとりあえずタクシーに乗ってしまいました。
運転手さんがすごく良い人で言葉の壁があるものの会話を楽しみました。
やはり情報が間違っていたのか、メモしたエリアが間違っていたのか賑わうエリアはみつからず、(もしかして週末はにぎわうのかな)当てもなく歩きます。
タクシーもつかまらず、ひたすら2時間弱歩いて駅まで戻りました。
聖トーマス教会
(なんと写真を撮ってなかった!)
ヨーロッパの西から東に広がった初期のゴシック建築の美しい教会で、バッハが作品の多くを書いた場所であり埋蔵されている教会でもあります。またバッハ、メンデルスゾーン、およびルーサーの肖像画が描かれたステンドグラスを見ることができます。
この教会の周りがすごくいい感じで、思わず離れたくなくなり、2時間位、ぼーっと読書をして過ごしました。
ベルリンに帰ります
帰りは電車ライプチヒ中央駅から電車を利用しました。
もっと見どころがあるところだったのに、今思うと勿体なかったかなーとも思いますが・・。
いつもの通り事前調査をさぼって散歩のような旅でした。
(この記事は2018年の旅の回顧録です)